2014年6月4日水曜日

(5)粉河哲夫とFUKUSHIMA-DAIICHI

今日、たまたま、「粉河哲夫」の名前を思い出した。

何でか分からない。ただふっと思い出した。
夕食後にネット検索でもするか、と思っていた。

(これから書くことはまだネット検索前のこと。)

大学生の頃だったか(1970年代後半)、それとも遊学終わって帰国直後の頃だったか(1990年辺り)、 その位はっきりしない記憶。

ただ本を1-2冊買って読んだことは覚えているような。
少し左翼がかった思想から「メディア」の問題を捉えていたような、そんな前衛的言論人だった。

(ここからはネット検索後。)

何と!
あれほど一時期にせよメディアに持ち上げられた
(と自分には少なくとも見えていた)論客が・・・。

検索で引っかかったのは僅か2ページ、10件余りに過ぎない。

文京区の図書館にも、豊島区の図書館にも、蔵書されていない。

一体どうなってるのか。
(陰謀論の誘惑を断ち切って、そのことについては何も書かない。)

とにかく、一つだけ

粉河哲夫の「シネマトーク」


だけは存続している。

どちらにしても「ネットに何かあった」のを発見して、不思議なような懐かしいような、ちょっと言いにくい。


映画評が主のウェッブサイトなのだろうが、こちらは余り関心がないので、最近タイトルだけは何とか気になったくらいのハンガーゲームの映画評を読む。

それからトップページを見渡して気になった

福島原発事故関連

を読む。

3.11以前の1本も含め、3.11からほぼ毎日更新されたブログ記事だ。
3月31日まで更新された後中断された。

改めて事故を時系列的に読むとマスメディア情報ダダ漏れに抗して独自な視点や批判を展開しているのを面白く読んだ。

昔読んだ「粉河哲夫」がまだいるのだな、と感じた。

それに暫く時間がかかったが、もう一本映画評を読んでみようと思った。

で、ハンナ・アーレントにした。

なるほどそこまで評するか、という薀蓄も垣間見ることが出来たので収穫だ。

日中ふと思い出した人物について、こんなに時間をかけてネットで調べてていのか・・・。
時間の無駄!、と思わないこともないが、でも一応調べてみて「余りにも無い」ことを知ることが出来、何かしら理由があるのだろうな、と推理したりする遊び時間が持てて、良かったことにしよう。

※図書館でハンナ・アーレント関連本を予約した。

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