2010年7月15日木曜日

ツイッター伝道その①

「そもそもツイッターなんて言う中途半端なコミュニケーション・ツールで伝道なんてできるわけがないでしょう。」

私もそう思います。


「ツイッターは要するに自分の身辺のことをだらだらと呟くだけのことよ。」

とまでは言いません。中には内容のあるものもあります。

「あのフォーローとか、リフォローとかやって数を増やして自慢したいのよ・・・。」

その「フォロー」と言う部分が今回のエントリーの肝心な部分です。誰を、なぜフォローするのか。一般的には有名人でなければ、誰か自分が関心ある人とか、関心あることについて検索したりして、「フォロー」を増やしていくのでしょうね。

筆者がトライしてみたことはこうです。(以下は英語でのやり取りですので日本語で検索しても見つかりませんが、実際にやったことです。)

M(12才、女子)「・・・本当にイエスなんているのかしら・・・。」
筆者「何でそんな問いを発したの。」
M「だって助けてって祈ったのに誰も助けてくれなかった。頼りになったのは私自身だけだった。」
筆者「目には見えないけれどイエスは本当にいるんだよ。だけど見つけるにはちょっと必要なことがあるけどね。」
M「それはどんなこと。私も本当のイエスを知りたいと思う。今私悩みの中なんだ・・・。」

こうして始まったツィッターでのやり取りは双方合計して30回くらいになった。

結果はこの女の子が少し「祈り」について、「イエス」や「教会」について問いかけたり自分の疑問をぶつけたりする以上のものではなかった。

中年おじさんの筆者が12才の女の子を相手にツィッターでのツイート、リツイートの図は可笑しげで怪しげだが、ことの始まりは私がツイッター検索で「本当のイエス」を入れ、その中から「悩んでいるような」「呻いているような」声を聞き分けようとして辿り着いたのがたまたまこの子であった。
検索はせいぜい24時間以内くらいまでしか(根気がなければ)さかのぼって探せないから、これは偶然のヒットだったのかもしれない。

やり取りの結果は個人伝道でもカウンセリングでもない非対称な二人の会話にしか過ぎなかっただろうが、ツイッターが「意味がない会話」にしかならない、とまでは言えないだろうと思う。

ジャスティン・ビーバーに夢中なごくありふれた女の子(でも自分では不幸の真っ最中であると吐露していたが)の上に神の導きがあるように祈って・・・。

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