2010年9月9日木曜日

N・T・ライト読書会


N・T・ライト読書会

は筆者が主宰している小さな小さな読書会です。
日本でも少しずつ知名度が上がっているとは思いますが、欧米でのそれと比較すると真に貧弱。
少しでも紹介したいと孤軍奮闘している次第です。
(※もしこのブログの読者で、日本語でN・T・ライトについて紹介していたりするサイトをご存知であれば、是非教えてください。相互リンクできるようなサイトが出てくることを期待しています。)

N. T. ライトは英国の新約聖書学者また英国国教会の主教です。」
と言う書き出しで、読書会ウェッブサイトのタイトルページでは紹介されています。
これはもう書き換えねばなりません。
公式発表では(セント・アンドリュース大学ウェッブサイトから)、既にダーラム主教を辞し、この9月1日から、セント・アンドリュース大学で教鞭をとっているはずです。

読書会は大体年2回。
大抵は私も含めて二人でやっていますが、時々ゲストがあるときは3名になったり、4名になったりします。
二人の時とは、相手はキリスト教世界観ネットワークを主宰する島先師です。
気心が通じている同士なので、どうも雑談風に始まってしまいます。

今年2回目の読書会まで1月後となりました。
読書会ウェッブサイトにある案内を、この場でも。

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10月9日(土)
●午前10時~昼食まで・・・昼食後解散(付近で外食)
●会場:巣鴨聖泉キリスト教会(地図)
●参加希望の方は一言 小嶋か、 島先までお知らせください。
●テーマ:

2010年2回目の読書会は、ライトの聖書観を簡単に素描する『聖書とストーリー』 The Book And The Storyを事前に読んでもらってきて討論します。
特に「聖書的世界観」が他の世界観とどう対話・対立するか、「弁証論」的な角度から「聖書のストーリー」の位置づけを考えます。
参加希望者で、余裕のある方は、その他にライトのThe Last Word: Beyond the Bible Wars to a New Understanding of the Authority of Scriptureと、The New Testament and the People of Godの5章、"Theology, Authority and the New testament" にも軽く目を通してきていただければ幸いです。
静的な聖書の権威観ではなく、ダイナミックな聖書の権威観に注目してください。特に、他の(宗教的)世界観とどう関わるか、と言う宣教的な視点からも『聖書の権威』を考えるライトに注目したいと思います。
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と言うわけで、気軽に出られるような“雰囲気”には思えないでしょうが、出席してくださる方があれば、談論風発風に変更も可能です。
「討論にまで加われないが、聞くだけだったら・・・」と言う方も歓迎します。

そう言えば過日のポスト「有神論的世界観と『被造世界』の科学的解明」にコメントくださった「かわむかい」さんも、読書会のウェッブサイトからこのブログに辿り着いたとのことです。
今度は逆コースで、読書会に辿り着いてくれる方が出て来ないかな、と期待しています。

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