2011年10月7日金曜日

反ウォール街デモ

今週も余り体調は良くないようです。
一応少しは更新していますが大したことは出来ません。
ツイッターやフェイスブックも疎遠な感じです。

世の中のことにも注意散漫です。
そんな状態ですが関心を持って見ているのがこのデモです。
日本でも数日前くらいから段々とメディアで目にするようになって来ました。

でちょっと検索してみようと思ったのですが、ウォール・ストリート・ジャーナルではなく、おひざもとのニュー・ヨーク・タイムズはどんな記事を組んでいるのだろうと・・・。

プロテストを始めたグループは「オキュパイ・ウォール・ストリート」って言うんですね。
Occupy Wall Street is a diffuse group of activists who say they stand against corporate greed, social inequality and other disparities between rich and poor. On Sept. 17, 2011, the group began a loosely organized protest in New York's financial district, encamping in Zuccotti Park, a privately owned park open to the public, in Lower Manhattan.
と言うことはまだ一ヶ月も経っていない訳だ。
彼らが抗議に立ちあがったのは、「企業の強欲、社会的不公平、富裕層と貧困層の間にある様々な不均衡」に対してだということらしい。

最初の一週間くらいはカバーするメディアもなかったらしいが、次第にメディアも注目するようになり、ここに来て全米の幾つかの都市に同様なデモが飛び火し拡大することによって、どのような運動になって行き、どんな政治的影響を持つのか、無視できないほどになってきた、ということらしい。

ニュー・ヨーク・タイムズのコラムニスト、ポール・クルーグマンは以下のように書いている。
What can we say about the protests? First things first: The protesters’ indictment of Wall Street as a destructive force, economically and politically, is completely right.
つまりデモが抗議の対象にしていることは正しいと。

(※以上デモの経緯や様々な情報はタイムズのここにまとめられているので詳細を知りたい方はどうぞ。引用したクルーグマンのコラムへのリンクも同ページで見つかります。)

このグループの「草の根民主主義的運動」がアラブの春をヒントにしているらしい点も見逃せない。
何はともあれ人々の「正義」への働きかけが政治や社会を動かしていくことが出来るのを期待して見よう。

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