2012年1月13日金曜日

発信プラットフォーム

最近ブログの記事投稿頻度が落ちてきている。

一つは話題にするほどネタが見つからないと言うことがある。
そう言うと顰蹙を買いそうなのでもっと正確に言い直す。

要するに筆者は視野が狭いと言うことが一つ。
更に言えば視野が狭い上に余り深く読まないことも一つ。

一時期新聞を隅から隅まで・・・とは言わないが、ちゃんとした記事をちゃんと読んでやろう、と気合を入れたこともあった。
最近はさーっと目を通すだけで殆んどちゃんと読まずに終わってしまう。

その代わりネットで色々調べて読む量は多くなった。
便利だねー本当に。

でもそれもまた注意しないと決まったブログを巡回したり、ツイッターに時間を使ったり・・・と言うことになる。
一見世間が広く見えるようになった気がしないでもないが、やはり自分の興味・関心に縛られて一瞥で次へ次へと目を移していくだけに感じる。

そう言う訳だから一種の枯渇状態に入ってしまうこと多々。
なかなか記事が書けなくなるわけである。

と、自己正当化してもしょうがないのでこんな文章はやめよう。


昨年からフェイスブックを始めた。
最初慣れるまで数ヶ月かかった。
ブログと比較しながら、「自分はフェイスブックには向いていない。フェイスブックは他人の投稿したものを見るだけ。やはり自分はブログを書く方が向いている。」などと思っていた。

しかし慣れてくるとフェイスブックは苦悶して書くほどの文章を作る必要がない(と勝手に想像している)から簡単に投稿出来ていいや、と思い始めた。
と言う事でブログの方に投稿するより、フェイスブックに時間を取られるようになりつつある。

そんな時ブログでも紹介した、Per∙Crucem∙ad∙Lucemにこんな記事が載った。

「同僚ブロッガーへの励まし」(リンク

ゴロンシーさんの記事ではなく、スコット・ハミルトンさんの、 ‘Blogging and the curse of coolness’
のリンクの紹介である。

その中でこんな風に書かれていた。
Today, though, blogs are out of fashion. A survey reported by the New York Times showed that blogging is fast losing popularity amongst younger people, who are much more enamoured of newer internet platforms like facebook and twitter. A Pew Research Centre survey of thousands of American web users suggests that blogging is also losing its appeal for older folks. The proprietor of Gombeen Nation, one of Ireland's most popular blogs, recently observed that, thanks to steadily falling readerships, his competitors 'are dropping like flies'. The internet is now littered with the hulks of abandoned blogs.
要するに若者の間でも、年行った者の間でもブログ遊離が進んでいる。
読者をツイッターやフェイスブックに奪われたブログたちは捨て去られネット空間のゴミになっている、と言うのである。
しかしその退潮傾向の中でブログは文学的にもっと昇華したプラットフォームになる、さらにまた幼稚化して行く文化に対する抵抗運動になる、とハミルトンさんは言う。
Blogging may have been superseded by new and inferior innovations, but the medium need not die. Indeed, bloggers should treat the rise of alternative forms of online communication as a liberation, rather than a disaster. Freed from the curse of coolness, blogging can now develop as a literary and artistic genre, or set of genres. Blogging may have lost some of its old practitioners, but it should be able to attract writers, artists, and political thinkers dissatisfied with the short attention span of twitter and the ritualised onanism of facebook. Blogging may become an act of resistance against the dumbing down of culture and political discourse in the twenty-first century.
と言うわけで最近ブログの更新が滞りがちだが、高嶺を目指して頑張ろうかな・・・。
おっとと、いやブログがハイ・カルチャーの手段となるためには筆者はもっと努力しなければならないから、もっと更新頻度が落ちていくことにならないだろうか。

まっそんな「トレンド」のことは他人様に任せて我が道を行くことにしよう。

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