2014年5月10日土曜日

(4)最近購入した本とか

また(暫くぶりにかどうか) アマゾン(北米)から本を購入した。

今回は2冊中古本でした。
アマゾン(北米)で中古本を注文したのは初めて。 
Oliver O'Donovan, The Ways of Judgment (Bampton Lectures)
Condition: Used - Good
 
ハードカバーで値段は12ドル。
結局送料・手数料が高くついて、計3900円ちょっと。

4/27に注文確定して、昨日5/7届いた。

まっいいか。

その翌日、今度は中古と言うより新古書かな。
Craig Bartholomew, Jonathan Chaplin, Robert Song, Al Wolters, A Royal Priesthood?
A Dialogue with Oliver O'Donovan
Scripture and Hermeneutics Series, V. 3
これは次に紹介する殆んど同名タイトルの本をネットで検索していてたまたまヒットしたもの。ラッキー!
John Howard Yoder, Michael G. Cartwright, The Royal Priesthood: Essays Ecclesiastical and Ecumenical
これは某所でのヨーダー読書会で今月から読むテキスト。
早く入手できてよかった。
 
つまりこういうこと。
ヨーダーはキリスト教社会倫理で「非戦・平和」の立場を取るメノナイト神学者の勇であったが、彼が論敵としたキリスト教リアリズムのラインホルド・ニーバーとは少し違うが、オリバー・オドノバンは、脱キリスト教化する欧米にあって『キリスト教圏・界(Christendom)』の神学的遺産を言わば修復的に用いようとする点で、ヨーダーの批判者になるわけだ。
 
バーソロミュー等編者がどの程度それを含意してタイトルにしたのか・・・。
ただの偶然の一致なのか・・・。
非常に興味深いところだが、(暫定的に)結論から言うと多分後者。
 
インデックスを見た感じではヨーダーへの言及は殆んど見当たらない。
 
まっ、でもオドノバンに関しては昔から関心あったので、それにこの論文集の中に、N.T.ライトのものも入っているので、よしとしよう。
 
そしてついにそのライトのマグナム・オパス(主著)、
N. T. Wright, Paul and the Faithfulness of God
入手した。
2分冊で1600ページが5600円余。安い、お値打ち。
 
最後はユダヤ人の新約聖書学者、
Pinchas Lapide, The Resurrection of Jesus: A Jewish Perspective 
この人のことは、ライトが『神の子の復活』で文献評に載せていたので気になっていた。薄い本なのでそれほどのものとは思っていないが、少なくとも立場がはっきり異なる人がナザレのイエスの復活の史実性を打ち出しているので、それが肝心かと。
 
さて他にも色々借りてきたり頂いた本などがあるので、どれだけ集中して読めることやら・・・。 

《追記》
一晩寝てから思い出した。
もう1冊あったのだ。
James K. A. Smith, Imagining the Kingdom: How Worship Works (Cultural Liturgies)
カルヴィン大学の教授だが、ここは例のニオ・カルヴィニズムの方々とは少し違った雰囲気を持つ大学のようだ。
かなり前からN.T.ライトを講師に、それも繰り返し招いている。
 
スミスは最近では(福音派)キリスト者に、カナダの(カトリック)社会哲学者、チャールズ・テイラーの「世俗化の時代」を噛み砕いて紹介しようとしている、なかなか開明的な方と見受ける。 
 
 
 

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